マリンサーベイについて
Office PCC
マリンサーベイとは
マリンサーベイとはプレジャーボートの状態を観察し、記録し、鑑定し、問題点や改善点や要修理箇所を指摘し、時価評価を行い、鑑定報告書を提出することを云います。通常、買い手の依頼により実施されます。
アメリカでもヨーロッパでもオセアニアでも、中古艇の取引にあたってはマリンサーベヤーによるサーベイを実施することが通例になってます。 わが国の不動産取引における不動産鑑定士の役割と同じです。
マリンサーベイのやり方
・外観目視による観察を原則とし、補助手段として含有水分チェック、サウンディングなどを行います。
装置の分解、材質の分析等は行いません。・チェックリストに則ってもれなく観察を実施します。 日本マリンサーベヤー協会(JAMS)のチェックリスト様式 参照
・上架状態、係留状態、海上運転のすべてで観察を行います。
・マリンサーベイには必ず売り主側(オーナーもしくは依頼された者)の立会いを必要とします。
サーベイの手順
通常の手順
船検証書、船検手帳の確認 現場に入る前にコピーを送ってもらいたい
外観チェック 目視点検 船底各部のサウンディング 上架状態で行う 1−4日前に上架してもらうのが望ましい
ハル全体にわたりハンマーリングで反響音、感触をチェックする内科医の打診・聴診ですね
船底各部の水分チェック ハル全体にわたり水分計で異常水分を含有している個所はないかチェックする 海上運転 下架して海上運転を行ってもらう 30−60分 低速回転、高速回転、後進、舵効き、自動航行装置(オートパイロット)などをチェックする
デッキ点検 リギン・スパー類、ランニングリギン類、係留関連、コクピットまわり、バランスなど キャビン内点検 水漏れ、シンク、ヘッドの給排水など
計器類 航海計器、電子機器など
時価評価のための聴取 どこまで整備して引渡すのか 装備品・備品はどれを残すのか 受渡し条件-場所、時期 決済条件 報告書 要整備箇所を指摘し、時価評価の考えをまとめ、報告書を作成して提出する
サーベイの料金(基本料金)
・ボート&ヨット 長さ(フィート)×幅(フィート)×150円 詳細はこちら
概算で、30F艇で45000円、35F艇で58000円です。それに交通費加算です。
サーベイの申込・Office PCC 森下一義
・〒413-0016 静岡県熱海市水口町2-15-80-1408 Tel&Fax:0557-55-9360 E-Mail: pccgarden@gmail.com
・当社は静岡県熱海市ですが、全国出張致します。
サーベヤーの経歴
マリンサーベヤー 森下一義のサーベイ経歴
初島マリーナで
東京湾マリーナで・50数年のヨット経験の中で、中古艇を主にマイヨットを7隻乗り継ぎ、メンテの実績を積んだ。 ・出光マリンズ三河御津マリーナを建設し、運営した。
・三河御津マリーナで多くの艇を管理し、売買に携わった。 ・リタイア後マリンサーベヤー開業を志し、アナポリスで米国マリンサーベヤー協会(NAMS)の講習会を受講した。
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・96年から8年間、毎月「PUB中古艇価格情報」(有料)を発行した。これは雑誌の中古艇売り広告をすべて収録しソートした情報誌である。これをもとに中古艇価格の独自の分析や研究を行った。 ・マリンサーベヤー開業後、ネットワークの必要性を感じて日本マリンサーベヤー協会(JAMS)を設立した。既に10数回のマリンサーベイ講習会を実施している。
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