水上オリンピック独立宣言

 

 冬季オリンピックの開会式を見ていて思いついた。

 冬季も夏季もオリンピックはますます肥大化してゆく。夏季の規模はもう収拾不能なほど巨大だ。そうだ、夏季の大会から水上スポーツを分離独立させよう!

 

 水上オリンピックが出来たら面白いぞ。まったく新しい競技種目を増やすことが出来る。

 なんといっても華は遠泳かな。海のマラソンだ。素潜り競争があってもいい。陸上でスパイクをはき、雪上・氷上でスキーやスケートをはくのだから、どうして水上でフィンをつけていけない理由があろう。

 格闘技の競技をもっと開発しなければならない。水中ボクシングはどうだ。シーカヤック・サッカーなんかもいい。ジェットボートで水中騎馬戦もいいぞ。

 水上スキーのジャンプ大会。釣糸を遠くへ投げる競技。

 氷上でスケート場やジャンプ台を建設していることを考えたら造波装置を作ったっておかしくない。そこでサーフィンの技を競うのだ。「規定」と「自由」になる。造風装置で室内デインギーレースは当然だ。ヨットのタイムトライアルだってやれる。考え出せばきりがない。

 

 思えばこの広い宇宙の中で、水上スポーツは地球の上にしか存在しないのだ。夏季大会は月の上だってやれる。「水上オリンピック」こそ地球の祭典だ。 

 同志よ、我らの結束と行動で「水上オリンピック」を是非とも実現させようではないか。

 新たな海に乗り出す我ら、いまここにフロンテイアがある!

 

1998年2月

「水上オリンピック」期成同盟

総裁 黒潮太郎

 

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  「水上オリンピック」の独立を宣言してみて、この問題の拡がりの大きさに我ながら驚いています。IOCの組織の問題、競技種目の問題、競技ルール、競技施設、開催地・・・、それぞれが幅広い、奥深いテーマです。

 とてもこれらを一人で仕切ることは出来ません。多くの人の考えを集めてこそいい「オリンピック」となるでしょう。

 

 そうです、ここはパソコン通信のノリで編集するページにしたいのです。

 きっと面白いものになりますよ。

 皆様の積極的なご参加を、是非ぜひお願い致します。

 

「水上オリンピック」期成同盟

総裁 黒潮太郎

 

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「水上オリンピック」に関する提言はこちら